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世界のビジネスリーダー、気候変動に対する実践的提言書をG8首脳に提出 マーク・アダムス, マネージング・ディレクター, Tel.: +41 (0)22 869 1212 – mark.adams@weforum.org • 全セクター、全地域から集まった世界的企業のCEO 90名以上が提言書を承認
CEOグループは提言の中で、低炭素世界経済を実現するための政府による迅速かつ抜本的な戦略の実施を要請しています。 また主要8カ国およびその他の先進国政府に対し、温室効果ガス(GHG)絶対排出量の大幅削減を通してリーダーシップを取ると同時に、コスト効果の高い、中期的な炭素削減に向けた戦略策定のための、国際的企業との直接的な協力を呼びかけています。
同時にビジネスリーダーは、2050年までに地球全体の温室効果ガス排出量を少なくとも半減するなどの長期的目標を設定すること、そして明示的および暗示的な炭素評価、ならびに流動性が高く根強い国際炭素市場など、排出量削減からの明確な経済的価値を創出する市場メカニズムを用いることで実現する、可能な限り低コストな方法で、一連の明確な中期的目標を設定することを要請しています。 またこのような国際的枠組みでは、気候変動に対する国内政策を各国政府が自ら選択する権利を尊重し、遵守する必要があります。
2009年12月にデンマークのコペンハーゲンで最終段階を迎える国連交渉プロセスの明るい前途を示すように、ヨーロッパ諸国、米国をはじめ、オーストラリア、ブラジル、カナダ、中国、インド、日本、マレーシア、メキシコ、中東、ロシア、そして南アフリカを含む、先進国および途上国の多くの国々の大手企業のCEOが同提言を承認しました。グループには主要8カ国と5カ国からの大手企業CEOが少なくとも1名づつ含まれおり、エネルギー、公共事業、航空、自動車、鉱工業、物流、情報・通信、金融など、事実上全セクターを網羅しております。 アルコア、アプライド マテリアルズ、AIG、Basic Elements、ブリティッシュ・エアウェイズ、ドイツ銀行、Duke Energy、EDF、Eskom、Petrobras、RusHydro、シェル、Telstra、東京電力、TNT、Vattenfallを含む各地域の多様なセクターから構成される運営委員会は、過去16か月にわたり提言の策定を導いてきました。 ピューセンター(Pew Center for Global Climate Change)が本件に関する資料提供を行い、提言策定のプロセスに尽力してくれました。このプロセスにおける5大陸11会議での議論には500名以上が参加し、G8の気候変動、クリーンエネルギー、持続可能な開発に関するグレンイーグルス対話に対するビジネス面での貢献をもたらしました。 世界の主要エネルギー生産および消費国20カ国によるグレンイーグルス対話は、当時のトニー・ブレア英国前首相がスコットランドのグレンイーグルスで開催した2005年G8サミットの成果の一部として生まれたものです。 世界経済フォーラム (World Economic Forum) は、各界の指導者によって世界、地域、産業レベルでの行動計画を形成し、世界の現状改善を目指す国際的な独立組織です。 1971 年設立、スイスのジュネーブに本部を置く世界経済フォーラムは、政治、党派、国家などの利益に偏らない、公正な非営利財団です (http://www.weforum.org)。 |

CEOによって提言された新しい政策枠組みは、世界経済フォーラムならびに持続可能な開発のための世界経済人会議(WBCSD)の後押しを受け、1997年の京都議定書の内容からの飛躍的な変革を織り込んだ、より柔軟でより結果重視の内容となっています。 提言の中でビジネスリーダーは、緊密な官民連携の多くの側面を持つ政策として、先進国を中心に新興経済国も含めた全政府による「トップダウン型」の強力なリーダーシップと、各産業セクター内およびセクター間における現実的な「ボトムアップ型」の取り組みを組み合わせることを提案しています。 これらの取り組みの目的は、低炭素技術の開発および普及の加速、それら技術を発展途上国に導入するための金融支援、消費者購買行動の変化の促進、GHG排出量削減に関する企業のベンチマーク設定、開示、投資意思決定などのダイナミクスを生み出すための共通の指標の確立にあります。 鉄鋼、セメント、アルミニウム、紙パルプ、運輸、電力分野では、これら各セクターにおけるアプローチによる潜在的貢献が検討されねばなりません。