
気候アクションの学び場を、ロンドンの「空き家」で次々展開
大都市の中心部は、人口だけではなく建物も多い。近年は政府や地方自治体が、廃墟や空き家への対応に苦労している事例も少なくないだろう。
大都市の中心部は、人口だけではなく建物も多い。近年は政府や地方自治体が、廃墟や空き家への対応に苦労している事例も少なくないだろう。
国内でも物価高が続く今、不動産も漏れなく価格が上昇しているようだ。2024年6月時点で一人暮らし用の賃貸物件の平均賃料は首都圏で7万9,058円、東京23区では10万3,268円と、長期的に増加傾向にある。
冷蔵庫やエアコン、電気自動車やエレベーターなど、私たちの生活の周りに数多く使用されている「モーター」。現在、CO2排出量とエネルギーコストの削減を実現すべく、そんなモーターの活用を広める技術開発が行われている。なかでも、電車や自動車などの減速時に電気を発生させる「回生ブレーキ」は省エネに大きく貢献している。
世界各国で大きな問題となっている、メンタルヘルス。WHOによれば、世界中でうつ病に苦しむ人々の数は2,800万人にものぼる。医療機関が整っているように感じられる日本でも、精神科(心療内科)の予約は数か月先まで取ることができないことも多く、需給バランスの乱れが大きな課題となっている。
米国メリーランド州の都市・ボルチモアでは、人種間のヘルスケアアクセスの平等化を目指すプログラム・Neighborhood Nursing(ご近所看護)が広がりをみせている。人々の生活エリアに看護師が赴き、無料のヘルスチェックを初期ケアとして提供するサービスだ。これを入口として、何か異常があればより詳細な検査や公的なサービスへとつなぐ役割を担っている。市民からの依頼があれば...
この「住みやすい街路局」は、ニューヨーク市交通局によって2024年4月に立ち上げられたもので、あらゆる交通手段を利用する人々が通行しやすい道路にすることを目標としている。
2021年に世界で打ち上げられた人工衛星の数は1,809機。2011年の打ち上げ数と比較すると14倍にもなる(※1)。雲の動きなどをもとに天気予報に利用される気象衛星や、山間部や海上での通信に使用される通信衛星など、人工衛星はいまや私たちの生活になくてはならない存在だ。しかしこの人工衛星が原因で「宇宙ごみ」の問題が深刻化している。
車に支配された都市を表現したイギリスのデザイナーの作品に対して、同国の首相がコメントしたり、バルセロナをはじめとした世界各国の都市でウォーカブルシティが増えていたり、車優先の社会から脱却する動きが加速している。
普段の生活の中で、微生物の存在に思いを馳せたことはあるだろうか?おそらく、ほとんどの人が意識したことがないだろう。しかし、実は私たちの体の中には数十兆個の微生物が生息し、健康に深く関与していることがわかっている。
スーパーの店頭に並ぶ魚を手に取るとき、どの国や地域で獲れたものかだけでなく、生態系に配慮した商品だとわかるラベルも目にするようになった。しかし、それが「誰によって」「どのような方法で」獲られたものかまで消費者が詳細に知ることは難しい。
2024年のパリオリンピックに向けて、シャンゼリゼ通りや、エッフェル塔周辺を含む、街全体の緑化を進めるパリ市。しかし、パリの公共緑地の割合はいまだ9.5%で、これはロンドンの33%やローマの34.8%と比較しても低く、公園などの緑地面積は不足しているという(※)。
この飛行機雲が、実は地球温暖化の原因になっているという。しかも、その影響は飛行によるCO2排出よりも大きいというのだ。何気なく見上げていた飛行機雲が、いったい環境にどんな影響を及ぼすのだろうか。
2023年6月、ベルギーのアントワープを走る路面電車の車内で、そんな前代未聞の光景が実際にみられたという。路面電車の中に一歩足を踏み入れると、まるで庭園にいるような錯覚に陥るだろう。
「すべての人に無条件で、最低限の生活を営むのに必要な現金を支給する社会保障制度」であるベーシックインカム。
5月26日、フランス・パリのイダルゴ市長が、2024年に開催されるパリ五輪を、史上初の使い捨てプラスチックのない大会にすることを発表した。